
すべてが凍りつく冬。
この時期、静寂の森の中を落葉を踏みしめる音を聴きながら入っていくのも趣があって良いものです。
でもこの寒い冬の時期に読書で森の知識を蓄えて春に森に入るための知識を蓄え今までと違った森を見つめることを楽しみにされてはいかがでしょう。
ドイツの森林管理官が書いた本「樹木の知られざる生活ー森林管理官が聴いた森の声」
今まで知らなかった森の声を意識するだけで、ワンレベルアップの森林セラピーを楽しめるのではないでしょうか
森林セラピーに関係しそうなところ抜粋して紹介してみます。
@森の空気は健康?
森の空気を吸うことはとても健康にいいと誰もが考える。
リラックスしたい時、新鮮な空気の中で体を動かしたいとき、私たちは森に入る。
そうする理由はたくさんある。
実際に、樹木がフィルターの役割を果たしてくれるので、森の空気はほかの場所よりも澄んでいる。
広葉や針葉が、流れる空気に含まれる大小の物質を取り去ってくれるからだ。
除去される物質の量は1平方キロメートルにつき年間で7000トンにもなる。樹冠が広げる巨大な表面のおかげだ。
@健全な森林は夏になると汗をかいて、体温を調整する。
人間の汗とまったく同じ仕組みだ。
@樹木の世界では年齢と弱さは比例しない。
それどころか年をとるごとに若々しく、力強くなる。

Comments