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森林セラピーと雨

更新日:2 日前


屋外で活動する森林セラピーにとって一番気になるのは天気です。


春や秋の穏やかなそよ風が吹く晴れの日はベストですが、そんな日ばかりとは限りません。

ある程度参加者も募集して予定を立てて計画して決めたスケジュールですから、天気が下り坂の時決行するか中止するかの選択に迫られます。

まして一口に雨と言えど、降水量や風で様々です。


人によって感じ方は色々で、無理なお誘いは出来ませんが、私の体験上で気持ち良かった雨は、小雨で風も穏やか、気温も暖かな時の雨の日の森では、森の空気や静けさが天気の良い日とは違い、森とのつながりがもっと深く感じ一体感が生まれます。


自分を見つめ直す、森と心を通じ一体感になるには小雨の森の方が良いかもしれません。

ちょっと霧にでも包まれたなら幻想的で雨の日の虜になるかもです。

この微妙な天候との出会いを楽しみに天気予報とにらめっこしてるのかも知れません。

先日の吉野森林セラピーはまさしくそんな感じでした。


降水確率は100%でどう見ても雨、そんな中最近の天気予報はピンポイントで教えてくれるので便利ですよね。

ウェザーニュースの1時間毎の予報で降水量を確認、1ミリと出てたので決行しました。

特に風は気を付けるポイントです。出来れば風速5メートルまでが許せる範囲でしょうか?


現地についてみるとちょっと明るい曇り空で途中パラパラっと降られ一度ポンチョを着ましたが、森の中で寝転がる安息も出来ました。

霧が山々に立ち上る情景も見事なものがあり、雨の日の醍醐味を経験させてもらいました。

最後の方では、雲の隙間から太陽がのぞき光のありがたさも感じ取れる森林セラピーになりました。


あくまでも自然の流れに添って行き決して無理をしない、

その寄り添いながら小雨のおこぼれを戴くって感じで森林セラピーを行っています。

是非一度は安心な雨の森を歩いてみてください。




 
 
 

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