森林セラピーとマインドフルネス瞑想
- tsuboim
- 4月21日
- 読了時間: 2分
更新日:4 日前

私は森林セラピープログラムにマインドフルネス瞑想を取り入れています。
森のプログラムの中では簡単で短時間の設定で行いますが、自宅などで訓練されて、リトリートなどで森の中に長時間滞在するときなどにご利用されるとまた違った世界が見れると思います。
森の中は室内と違い気が散る要素はたくさんありますが、不思議な安心感に包まれ呼吸に集中しやすいとの感想も得ています。
この瞑想には大切なポイントが2つあって
1つは意識を今ここに置き続ける
もう1つがジャッジしないことがポイントです。
1つ目の意識を今ここに置き続ける。
これが出来そうで出来ないものなんです。
思考はいつも今を感じてる時もあれば、未来の心配をしているとか過去
のあのことを悔やんでいるとか、、、ぐるぐる頭の中を駆け巡っています。
それを呼吸を使って訓練をすることで意識をフォーカスすることが出来、脳の前頭前野が鍛えられ、自分の意識を考えてもしょうがない事からやるべきことに意識を戻すということが
どんどん出来るようになるというふうに言われています。
呼吸に過去も未来も関係ないですからね。ただ今のこの呼吸あるのみなんです。
だって息をしないと死んでしまう大事な呼吸、その呼吸だけに意識を集中させるだけで、世界が変わってくるって凄くないですか?
どこかに飛んで行ってしまう意識を諦めずに呼吸に集中して戻すというただこれだけなんです。
もう一つはジャッジしない、ありのままを受け取るという事。
沸き起こってきた感覚にあれこれ良い悪いという判断をつけないという事です。
例えば呼吸に意識を向けるとしたら
息を吐いている、、、吸ってる、、、何か思ったより早く終わってしまった、、
なんで私の呼吸は浅いんだ、、、こんなんじゃいけない
こんなことではダメだ~
なんで皆はちゃんと出来てるんだろうか、、、
なんてジャッジしてるんですね。考えるというふうに入ってしまう、、、
良い悪いをつけずにただありのまま
息が短いな~ 深くなってきたな~ って平然と感じられるようになってきます。
大切なことは、自分を微笑むように見守る。
良くても悪くても、、、
自分に寄り添い味わうように、、、
どこかで穏やかに見守ってる自分が出来事と自分の反応の間にスペース
を作ってくれて、そこにゆとりが生まれます。
これらのことに注意しながら、森の中で安息のプログラムに入る前マインドフルネス瞑想を行っています。
森林セラピスト 坪井 松三良
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